人気ブログランキング | 話題のタグを見る

神社の謎・そのルーツは古代イスラエルの幕屋にあった!

hamadas3.exblog.jp
ブログトップ
2007年 02月 07日

拝殿と本殿・・・(祭壇&浄衣)

拝殿と本殿・・・(祭壇&浄衣)_c0114282_2071780.jpg

拝殿と本殿
■拝殿と奥の院・本殿がある。
拝殿は、祭祀・祭礼を行う為の社殿である。
本殿は、神が宿るとされる神体を安置する社殿の事である。
拝殿の前で祈り、本殿は神官のみが特別な場合だけ入る。
本殿は拝殿より一段高い所にあり階段で結ばれている。
東から日が昇るので、東向きにあるいは南向きに立てられている。
本殿の中には、依代(よりしろ)と呼ばれ、神の降臨する物である事を示す為に、鏡や御幣、石、剣などが置かれている。
拝殿に灯火、机の上に供物が置かれ更に神前に捧げるお神酒が欠かせない。
日本にはお供え物を入れるための台・「三方」がある。
拝殿の奥には鏡がおいてあるが、自分を映して誤りがないか判断するのである。
拝殿と本殿・・・(祭壇&浄衣)_c0114282_20243776.jpg

★聖所と至聖所があり、聖所には祭司しか入れず、至聖所は大祭司が年に一度入る事が出来た。至聖所は、一段高い所にあり、2、7mの階段があった。
東向きで、神の栄光が東の方から現われるという信仰に基づく。
至聖所には契約の箱があるが「三種の神器」(十戒石版、マナの入った壺、アロンの杖)入っているが一種の依代である。
聖所にメノラーと呼ばれる燭台、机の上(祭壇)に供えのパンが置かれた。
大司祭が本殿に入り神前に酒を捧げた。
日本の「三方」が、幕屋で用いられた祭壇とそっくりなのである。
中東で出土した祭壇は、
写真(久保有政著:日本の中のユダヤ文化=学研)
拝殿と本殿・・・(祭壇&浄衣)_c0114282_2073918.jpg

の通りだが、三方と全く同じではないか!
又、十戒石版の性格は、人が読んで、自分の行為や生活が正しいかどうかを判断をする為の神器である。
神社の鏡と趣旨は同一である。
拝殿と本殿・・・(祭壇&浄衣)_c0114282_1283175.jpg

神職の浄衣
■烏帽子をかぶり純白の衣を着ているが、この装束を「斎服」または「浄衣」と良い、特に浄衣には衣の裾に4つの房が付いている。浄衣の原型である狩衣の由来では、狩をする際に袖をくくるための物であるので、それに習ったものであると考えられる。

★ユダヤ教では、祈りのシュールを「タリット」と言い、その四隅には「チトズイット」という房が付いている。
結び目の数も決められていて、神の臨在を象徴しているもので、祈る時には握って集中して祈るものである。又大祭司の裾の房に付けられた鈴の音で動きを判断したという。

by yo-hamada3 | 2007-02-07 22:20


<< 注連縄・鈴・紙四手(紙垂)      神馬 >>