2007年 02月 07日
拝殿と本殿 ■拝殿と奥の院・本殿がある。 拝殿は、祭祀・祭礼を行う為の社殿である。 本殿は、神が宿るとされる神体を安置する社殿の事である。 拝殿の前で祈り、本殿は神官のみが特別な場合だけ入る。 本殿は拝殿より一段高い所にあり階段で結ばれている。 東から日が昇るので、東向きにあるいは南向きに立てられている。 本殿の中には、依代(よりしろ)と呼ばれ、神の降臨する物である事を示す為に、鏡や御幣、石、剣などが置かれている。 拝殿に灯火、机の上に供物が置かれ更に神前に捧げるお神酒が欠かせない。 日本にはお供え物を入れるための台・「三方」がある。 拝殿の奥には鏡がおいてあるが、自分を映して誤りがないか判断するのである。 ★聖所と至聖所があり、聖所には祭司しか入れず、至聖所は大祭司が年に一度入る事が出来た。至聖所は、一段高い所にあり、2、7mの階段があった。 東向きで、神の栄光が東の方から現われるという信仰に基づく。 至聖所には契約の箱があるが「三種の神器」(十戒石版、マナの入った壺、アロンの杖)入っているが一種の依代である。 聖所にメノラーと呼ばれる燭台、机の上(祭壇)に供えのパンが置かれた。 大司祭が本殿に入り神前に酒を捧げた。 日本の「三方」が、幕屋で用いられた祭壇とそっくりなのである。 中東で出土した祭壇は、 写真(久保有政著:日本の中のユダヤ文化=学研) の通りだが、三方と全く同じではないか! 又、十戒石版の性格は、人が読んで、自分の行為や生活が正しいかどうかを判断をする為の神器である。 神社の鏡と趣旨は同一である。 神職の浄衣 ■烏帽子をかぶり純白の衣を着ているが、この装束を「斎服」または「浄衣」と良い、特に浄衣には衣の裾に4つの房が付いている。浄衣の原型である狩衣の由来では、狩をする際に袖をくくるための物であるので、それに習ったものであると考えられる。 ★ユダヤ教では、祈りのシュールを「タリット」と言い、その四隅には「チトズイット」という房が付いている。 結び目の数も決められていて、神の臨在を象徴しているもので、祈る時には握って集中して祈るものである。又大祭司の裾の房に付けられた鈴の音で動きを判断したという。
by yo-hamada3
| 2007-02-07 22:20
|
アバウト
お気に入りブログ
巨石!私の東北巨石番付 ピラミッド山!東北のピラ... どんと祭のルーツ:どんと... 巨石!巨大立石を中心とす... 日本のピラミッド!山形県... 古代『オリオン信仰』巨大... 巨石・東北以外の巨石 台湾旅行記…あぁ!台湾、... 以前の記事
カテゴリ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||