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神社の謎・そのルーツは古代イスラエルの幕屋にあった!

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2007年 02月 07日

注連縄・鈴・紙四手(紙垂)

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■注連縄と紙四手は聖と俗を区別する境である。内側が聖域・神域なのである。
注連縄は、大蛇を表している。日本書紀によると三輪山の蛇神であるとされている。
巨大な注連縄などは大蛇に見立てて拝殿の前に張っているのである。
鈴は、金色の鈴から縄が下がっていて。参拝者はそれを揺らし、鈴を鳴らしてから祈る。祈る時2度手を叩き(柏手)、お辞儀をする。
古来から鈴には魔除の霊力があるとされ、それが転じて、参拝前や神事のときに鈴を鳴らすようになった。神さまを拝礼するにあたり、鈴のその清らかな音色で神霊の発動を願い、これから清らかな心持ちで祈願を申し上げるという、一種の合図のような役割を果たしているのである。巫女が神楽舞の際に用いる神楽鈴も同様の意味を持つと考えられる。
又、呼鈴の役割もあり、自分の存在をアピールするものでもある。
紙四手は麻(あさ)で穢(けがれ)を祓い清めていたようだが、のちに楮(こうぞ)から作った木綿や和紙を用いるようになって、後世になると、この紙を榊の枝に付けて清浄の証とした。玉串、祓串、御幣に付けた場合は祓具としての意味だが、注連縄に垂らして神域・祭場に用いた場合は聖域を表す印となる。神域の境界の縄を他の縄と区別する為に四手をつけるようになったとする説もある。

★古代イスラエルの大司祭の裾には金の鈴が付いていて、祈祷や奉仕活動する時、その音が、彼が決して死なない為であったと言う。
又、大司祭がお神酒を注ぐ為本殿に入る時、鈴を鳴らし、手を叩き、祈り、供え物を捧げたという。
この様に、手を叩く風習があり、聖書によれば2箇所「誓う」と訳されている言葉は、ヘブル語(ヘブライ語)で、「手を叩く」と言う意味である。
お辞儀も風習であり、ユダヤ人は祈る時、又、ラビはトーラーの前でお辞儀をする。
イスラエルの民がシナイ山で見た光景を、出エジプト記で、「・・3日目になると山の上に雷と密雲があり、角笛の音が非常に高く鳴り響いたので宿舎の中の民は皆震え上がった・・・」と記されている様に、
注連縄は、イスラエルの民がシナイ山で見た雷雲を表し
紙四手は、稲妻を象徴し、鈴は、雷の音、即ち雷鳴を表しているのである。

《★はシナイ山の光景をイメージしたものであるに対し、■は、日本古来の独自神社と言ってるにも拘らず、四手のギザギザの意味が神域を表すとは明快ではない。》

by yo-hamada3 | 2007-02-07 22:41


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